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≪ビッケとノンノ≫
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「楽しそうね」 とノンノが言った 「うん、楽しいよ」 と言いながら ビッケは宙返りをして見せた 「なぜ、楽しいの」 とノンノが聞いた 「それは、ノンノがいるからさ」 と答えながら ビッケはもう一度、宙返りをした ノンノはビルの屋上から 朝を迎え始めた空に向かって バンザイをした ビッケは屋上の一番高いところで 逆立ちをして ノンノに手を振って見せた
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空から いろいろな色が落ちてきた ビッケとノンノは 色を拾いに出かけた ビッケが集めて ノンノが袋に入れた 袋はすぐに 数えきれないくらいの色で いっぱいになった 「みんなに持っていこうよ」 とノンノが言った 「そうだね、ユッコにもミンミにも ブーブーにもチッチにも、それから・・・・」 とビッケが言った 「みんなに、いっぱいよ」 とノンノが言った
詩 : 天野恵美子 イラスト: 小林 豊 (2) |